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ADHD(注意欠陥・多動性障害)
買い物などに連れて行くと、店の中をウロウロして迷子になってしまったり、授業中は静かに座ってられずに動き回ったり、順番待ちの列に並んでも待っていれない、こういった落ち着きがない子供の中には「ADHD」を抱えている可能性があります。
ADHDの発症年齢は7歳より前で、特徴として「不注意」「多動性」「衝動性」があります。
学童期の子供の3〜5%にADHDが見られるという報告もあります。 年齢とともに症状は自然に落ち着くことが殆どですが、不注意や集中力不足は、改善はしないともいわれています。
しかし、ADHDの子供の30〜50%はLD(学習困難)を併発しているというデータもあります。
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ADHDの代表的な特性
(お子様によって特性は様々です)
多動性
●じっとしていられない
●授業中に立ち歩く
●手足をもじもじする
●過度に喋る
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不注意
●ケアレスミスが多い
●集中力がない
●注意力散漫
(失い物が多い)
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衝動性
●順番を守れない
●かんしゃくを起こす
●思いつくままに行動する
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ADHDの特性が強く出るお子様の中には、視覚機能の一部である両眼視機能の問題を併せ持つことが見られます。
学習行動における躓きの背景の中に、上記の問題を併せ持つ児童は、学習に悪影響を与える可能性が高いため、ADHDの有無を調べると同時に視覚機能の問題を調べる必要性が高まっています。
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困難を抱え持つ子には特性に合わせた対応が必要です |
ADHDは上記のLD以外に運動障害や平衡感覚の問題を併せ持つことが多く、運動(球技・縄跳び・かけっこ・自転車)が苦手であったりすることも多くみられます。
ビジョンをトレーニングすることで、視覚的情報処理、眼球運動、目と手の協応運動などがトレーニングによって改善が期待出来ます。
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